
トレスエルマノスが運営するタコス専門店「TACOS 3Hermanos(タコス トレス・エルマノス)」は、12月13日(土)に東京・浅草にて「TACOS 3Hermanos Asakusa」をオープン。新ブランドの「Desayuno y Antojitos 3Hermanas(デサユノ・イ・アントヒトス トレス・エルマナス)」を併設する。
メキシコと日本をつなぐタコス専門店
「TACOS 3Hermanos」は、メキシコの街角で受け継がれてきた本来のタコスの姿をそのまま日本で体験できるタコス専門店。
「だってタコスは愛だから」というスローガンのもと、レシピだけでなく食材の選び方から火の通し方、味の重ね方、食卓に流れる“温度”まで「本物のタコスの文脈ごと届けること」にこだわっている。
キッチンカーからスタートし、山梨県の山中湖にある「TACOS 3Hermanos Yamanakako」、東京・原宿の「TACOS 3Hermanos Harajuku」、恵比寿の「TACOS 3Hermanos Ebisu」を展開してきた。
店舗で働くスタッフのほとんどはメキシコ出身。そこにラテンアメリカの仲間も加わり、料理だけでなく、レジ前の会話や雰囲気からも“メキシコらしさ”が自然と感じられる店づくりを心がけている。
また、メキシコの生産者への還元や食材調達でのフェアな関わり方、文化交流の取り組みなど日々の営業の先にあるメキシコとのつながりも大切にしながら、食を通じて新しい挑戦を続けている。

現在では冷凍タコスの販売も始め、月間約10万個のタコスが売れている。中でも原宿店は訪日観光客の来店も多く、“行列ができるタコス店”としてSNSでも話題に。
Instagramのフォロワーが12万人、YouTube登録者が3.6万人と、SNS総フォロワー数は15万人を超える。
浅草で本場メキシコの味を体験
今回オープンした「TACOS 3Hermanos Asakusa」では、浅草の街に溶け込みながらもメキシコ現地の空気を感じられる空間を演出している。
また、2階には“DESAYUNO Y ANTOJITOS”、つまり朝ごはんと軽食がテーマの姉妹ブランド「Desayuno y Antojitos 3Hermanas」が初登場。
外国人滞在者は朝に温かい食事に出会いにくいのが現状だという。コンビニで済ます人も多い中、「3Hermanas」は“朝から開いているメキシコの食堂”として朝食の課題に応えようとしている。
DESAYUNO(朝ごはん)では、メキシコの定番朝食「Chilaquiles(チラキレス)」が看板メニュー。
ベースのTotopo(トトポ)はカットしたトルティーヤを揚げたもので、いわゆるトルティーヤチップスにあたる。サルサをまとわせながら仕上げるため、ひと口目の軽いパリッと感から、次第にサルサを吸ってクタクタと深い味わいへ変化していくのが特徴だ。

サルサのスタイルは緑と赤の2つで、それぞれチキンの「Chilaquiles con Pollo」や、

炒り卵&チョリソの「Chilaquiles con Huevo y Chorizo」、

牛焼肉の「Chilaquiles con Bistec」といったメニューを展開。メキシコの朝食文化をそのまま楽しめる本場らしい一皿となっている。

ANTOJITOS(軽食)には、人気のメキシコ式サンドイッチ「Torta(トルタ)」を提供する。ふんわりしたパンに肉・野菜・サルサを挟んだボリューム満点のストリートフードは、朝食にもランチにもぴったり。

さらに、メキシコを代表するビアカクテルのMichelada(ミチェラーダ)もある。こちらはメキシコの人気ビールであるModelo(モデロ)を2本使用した1リットルサイズと、気軽に楽しめるハーフサイズの2種類を用意。ライムやスパイスの効いた爽やかな味わいで、フードメニューの「Chilaquiles」や「Torta」との相性も抜群だ。
浅草観光でおいしい朝食や軽食を食べられる場所として、本場メキシコの味を伝えるタコス専門店に立ち寄ってみては。
■TACOS 3Hermanos Asakusa / Desayuno y Antojitos 3Hermanas
所在地:東京都台東区雷門2-1-11 雷門River Terrace 1F/2F
Tacos 3hermanos公式Instagram:https://www.instagram.com/tacos_3hermanos_df
(紫原もこ)